ファラカン村小・中学校引渡式
平成27年5月21日
2015年5月21日、松原昭在マリ日本国大使とファラカン村小・中学校運営委員会(CGS)のヤクバ・シディベ代表は、事業費用4,120万FCFA(約824万円)が日本政府によって支援された「ファラカン村小・中学校の整備計画」完成式典を行いました。
新しい校舎には教室3室、校長室、倉庫、トイレ3室、井戸が建設され、机椅子、事務机、事務椅子、戸棚が納入されました。
この記念式典にはジョイラ圏の副圏知事、ジョイラ圏教育学術センター長、ジョイラ圏教育指導センター(DCAP)長、教師、生徒およびファラカン村とその近隣の住民が参加しました。
ファラカン村村長と生徒代表、「ファラカン村開発のための住民協会」代表は順にあいさつをし、日本国民への深い感謝の気持ちを表明しました。
DCAPとケメカフォ地区長は日本政府による多大な支援に対して感謝を述べた後、ファラカン村学校運営委員会の働きにも言及しました。
リボンカットの後、松原大使はファラカン村学校運営委員会による事業の成功をたたえ、ファラカン村住民に対しては新しい施設の管理を確実に行っていくよう期待しているとあいさつしました。また副圏知事は、マリ国民と政府の代表として日本政府及び国民に向けその変わらない支援に対して感謝の言葉を述べるとともに、新しい校舎と設備がケメカフォ地区の教育の質の向上に貢献するよう望んでいると締めくくりました。