個人防護具の引渡式等の実施

平成27年3月25日

2015年3月25日、松原昭在マリ日本大使はWHOマリ事務所を通じ、3万個の個人防護具セットをマリ保健・公衆衛生省国立免疫対策センターのアブドゥライ・ネネ・クリバリセンター長補佐へ受け渡しました。


セットの内容は、ゴーグル、上下装着衣、エプロン、手袋で、マリにおけるエボラ対策の強化のために提供されました。


松原大使は、健康衛生分野において必要とされているタイミングでマリの人達の不安を軽減することに貢献できたことを嬉しく思うと述べ、この恐るべき伝染病を終結させるために全力で活動を行っているとして、マリ国民と政府機関をねぎらいました。


WHOマリ事務所のナイェ・バー医師は、近隣諸国でエボラ感染が終息しないうちは警戒が必要であるとし、日本政府が計70万セットの個人防護具セットをエボラ出血熱発生国に寄贈し、そのうち3万セットがWHOを通じてマリの保険衛生機関に引き渡されたと説明しました。最後にネネ・クリバリ医師は、マリ政府と国民の代表として、日本政府とWHOのたゆまぬ支援に感謝の意を表明し、この防護服セットをマリ国民のために有効に活用することを約束しました。


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